象印の人気スチーム式加湿器、最新モデルEE-TB60(2025年)と型落ちEE-TA60(2024年)の違いを比較します。
主な違いは以下の通りです。
- 発売時期:EE-TB60は2025年モデル、EE-TA60は2024年モデル。
- 省エネ性能:EE-TB60の方が加湿時の消費電力が低く、より省エネ。
- 静音性:EE-TB60の方が運転音が静か。
省エネ性や静音性などの面で、新型EE-TB60は着実に進化しています。

ここで一つ、象印の加湿器を選ぶ上で知っておきたい大切なポイントがあります。
象印のスチーム式加湿器は毎年非常に人気が高く、その年に発売された機種は1年以内に売り切れてしまうことが多いのです。そのため、旧モデル(EE-TA60)は在庫が少なくなり、かえって最新モデルより価格が高騰する「価格逆転現象」が起こりがちなのです。
「少しでも安く」と旧モデルを探すより、性能がアップしていて適正価格で手に入る最新モデルEE-TB60を早めにチェックするのがおすすめです。
この記事では、2つのモデルの仕様や性能を丁寧に比較し、なぜ最新モデルがおすすめなのかを分かりやすく解説していきます。
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EE-TB60とEE-TA60の違いを比較
それでは、EE-TB60とEE-TA60の主な違いをひとつずつご説明します。
発売時期の違い:EE-TB60は2025年モデル
まず、一番大きな違いは発売時期です。EE-TB60は2025年9月発売の最新モデル、EE-TA60は2024年8月発売の前年モデルで、EE-TB60が後継機種にあたります。
加湿時の消費電力と電気代:EE-TB60は年間でどれくらいお得?
毎日使う家電だからこそ、電気代は気になるところですよね。EE-TB60は、EE-TA60よりも消費電力が抑えられており、省エネ性能が向上しています。新型EE-TB60の加湿時の消費電力は450W、型落ちEE-TA60は495Wです。
この45Wの差が、実際の電気代にどれくらい影響するのでしょうか。1日に6時間、30日間(1ヶ月)使用した場合の電気代を比較してみましょう。
※電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)で計算。
モデル | 消費電力 | 1時間の電気代 | 1ヶ月の電気代(1日6時間) |
---|---|---|---|
EE-TB60 (2025年) | 450W | 約14.0円 | 約2,520円 |
EE-TA60 (2024年) | 495W | 約15.3円 | 約2,754円 |
この比較を見ると、1ヶ月で約234円、1シーズン(4ヶ月と仮定)では約936円、新型EE-TB60の方が電気代が安くなる計算です。電気代が高いと感じがちなスチーム式加湿器ですが、少しでもランニングコストを抑えたい方にとって、この差は嬉しいポイントですね。
運転音:EE-TB60はさらに静かな約34dB
寝室や静かなリビングで使いたい方にとって、運転音は重要なチェックポイントです。
新型EE-TB60は、旧型EE-TA60よりも運転音が静かです。中・強モード時の運転音はEE-TB60が約34dB、EE-TA60が約36dB。わずか2dBの差ですが、音の目安でいうと30dBが「ささやき声」、40dBが「図書館の中」と表現されるため、より静かな環境を求める方にはEE-TB60がおすすめです。(※どちらのモデルも弱(静音)モードは約30dB)



特に寝室やお子様のお昼寝時に使う場合は少しでも音が静かなほうがいいですね♪
お知らせ表示の方法:ランプかデジタル表示か
給水タイミングを知らせる「事前給水お知らせ」の表示方法が異なります。
新モデルのEE-TB60はブザーとランプの点滅で、旧モデルのEE-TA60はブザーとデジタル表示でお知らせします。どちらも見逃すことは少ないと思いますが、表示の好みで選ぶのも一つです。
明るさ切替機能の有無
操作パネルのランプの明るさを調整する機能に違いがあります。
旧モデルのEE-TA60には「明るさ切替」機能があり、ランプの明るさを明/暗の2段階で切り替え可能です。就寝時に少しの光も気になるという方は、ランプを暗くできるEE-TA60の方が向いているかもしれません。新モデルのEE-TB60には、この機能に関する公式の記載はありません。
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比較表:EE-TB60とEE-TA60
EE-TB60とEE-TA60の特徴を一覧表で比べてみましょう。
機能 | EE-TB60(新モデル) | EE-TA60(旧モデル) |
---|---|---|
発売年 | 2025年 | 2024年 |
加湿時消費電力 | 450W | 495W |
運転音(中・強) | 約34dB | 約36dB |
事前給水お知らせ | ブザー+ランプ点滅 | ブザー+デジタル表示 |
明るさ切替 | なし | あり(明/暗) |
容量 | 4.0L | |
定格加湿能力 | 600 mL/h | |
適用床面積(目安) | 木造10畳/プレハブ17畳 | |
本体サイズ | 幅24×奥行27.5×高さ36.5cm | |
本体質量 | 2.8kg |
こうして比較すると、EE-TB60が省エネ性・静音性を中心に細かくアップデートされていることがわかりますね。価格については、旧モデルは在庫希少のため最新モデルより高価な場合が多いので、注意が必要です。
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新型EE-TB60がおすすめの人
象印スチーム式加湿器最新モデルのEE-TB60がおすすめなのはこんな人です。
- 安心して適正価格で購入したい方
- 少しでも電気代を節約して、ランニングコストを抑えたい方
- 寝室や書斎など、静かな環境で加湿器を使いたい方
性能が向上しているだけでなく、入手しやすさや価格の安定感を考えても、今は最新モデルのEE-TB60を選ぶのが最も合理的で満足度の高い選択と言えるでしょう。
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型落ちEE-TA60を探している方へ知っておきたいこと
「それでも旧モデルのEE-TA60が気になる」という方もいらっしゃるかもしれません。EE-TA60も、基本的な加湿性能や安全性に優れた、とても良い製品であることは間違いありません。
しかし、前述の通り、象印の加湿器は人気が高いため、型落ちモデルは市場からすぐに姿を消してしまいます。現在、オンラインショップなどでは在庫がほとんどなく、見つかったとしても定価を大幅に上回る価格で販売されているケースがほとんどです。
安心して確実に、そして適正な価格で手に入れるためには、性能も向上している最新モデルのEE-TB60を選ぶことを強くおすすめします。
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EE-TB60とEE-TA60の共通点
象印スチーム式加湿器EE-TB60とEE-TA60の共通点をお伝えします。どちらのモデルにも象印ならではの細やかな機能がたくさんありますよ。
パワフルで清潔なスチーム式加湿
最大の魅力は、なんといっても沸とうさせたきれいな蒸気で加湿するスチーム式であること。タンク内の水を一度沸騰させるため、雑菌の繁殖を抑え、とても清潔な蒸気でお部屋を潤します。吹き出す蒸気も約65℃まで冷まされているので、やけどの心配が少ないのも安心です。
お手入れ簡単!フィルター不要の広口容器
加湿器で面倒なのが日々の手入れですが、象印のこのシリーズは手入れがとても簡単です。まるで電気ポットのような構造で、フィルターがなく、フッ素加工された広口容器なので、給水も洗浄も楽々。定期的なクエン酸洗浄だけで、清潔さを保てます。
万が一の時も安心の「トリプル安心設計」
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えるように、安全設計にもこだわっています。
- チャイルドロック:キーを3秒長押しするだけですべての操作をロック
- ふた開閉ロック:レバーでふたを常にロック
- 転倒湯もれ防止構造:本体を倒してしまってもお湯がこぼれにくい
これらの機能で、万が一の時も被害を最小限に抑えます。
お部屋の湿度を最適に保つ「自動加湿3段階」
「湿度センサー」と「室温センサー」が、お部屋の状態に合わせて湿度を自動でコントロール。「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から、好みの加湿レベルを選べます。無駄な加湿を防ぎ、快適な湿度をキープしてくれる賢い機能です。
就寝時にも便利!入・切デュアルタイマー
両モデルとも、入タイマーと切タイマーをそれぞれ1~9時間の間で設定できます。さらに、入タイマーと切タイマーの同時設定も可能。「2時間後に運転を開始し、その6時間後に運転を停止する」といった細やかな設定ができるので、就寝時や生活リズムに合わせて無駄なく使えて非常に便利です。
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EE-TB60とEE-TA60の口コミ
象印スチーム式加湿器の新型EE-TB60と旧型EE-TA60の口コミをご紹介します。
EE-TB60の口コミ
まだ発売から間もないため、ユーザーの口コミはこれから集まってくる段階です。口コミが見つかり次第追記していきますね。



構造と基本機能は同じですので、型落ちEE-TA60の口コミをぜひ参考になさってください♪
EE-TA60の口コミ
型落ちEE-TA60の口コミをご紹介します。
悪い口コミ
- スチーム式なので電気代が高い
- 湯沸かし時の「グツグツ」という音が気になる
- デザインが電気ポットのようで、インテリアに馴染まない
- 加湿力がパワフルな分、部屋の広さによっては窓が結露しやすい
電気代や沸騰音はパワフルなスチーム式ならではの特長ですが、それを上回る清潔さや加湿力で多くの人に選ばれています。
良い口コミ
- お手入れがとにかく簡単で衛生的
- 加湿力がパワフルで、すぐに部屋が潤うのを実感できる
- フィルターがないので、余計な掃除や交換の手間がかからない
- シンプルな構造で操作がわかりやすく、誰でも使いやすい
- チャイルドロックなど安全機能が充実していて、子供がいても安心
口コミでは、特に「お手入れの手軽さ」と「パワフルな加湿性能」を絶賛する声が圧倒的に多く見られました。



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乾燥しがちな冬でも喉や肌の不調を感じることなく、快適な湿度環境で過ごせるという点が、多くのユーザーにとって大きなメリットとなっています。


新型EE-TB60をお得に購入する方法
象印スチーム式加湿器の新型EE-TB60を安く買うなら、ネット通販を上手に使うのがポイントです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでは、実店舗より安い価格で販売されていることも多く、さらにポイント還元やキャンペーンが重なると実質価格がぐっと下がります。
例えば楽天市場なら「お買い物マラソン」や「0のつく日」、Yahoo!ショッピングなら「PayPay還元率アップ」など、タイミングを合わせれば数千円単位でお得になることも。
特にEE-TB60は大人気モデルなので売り切れ必至。セールやキャンペーンの時期を狙って早めに購入するのがおすすめです。
時期により、またショップによっても価格は変わりますので、こまめに確認しておきましょう。
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象印スチーム式加湿器に関するQ&A
ここでは、象印のスチーム式加湿器について多くの方が抱く疑問にお答えします。
Q. スチーム式は電気代が高いと聞きますが…?
A. はい、ヒーターで水を沸騰させるため、他の方式と比べると消費電力は大きくなります。しかし、EE-TB60は省エネ設計になっており、自動加湿モードの「ひかえめ」や「標準」を選ぶことで、無駄な運転を抑えて電気代を節約することが可能です。
Q. お手入れの頻度は?クエン酸は専用品(ピカポット)じゃないとダメですか?
A. お手入れは1〜2ヶ月に1回のクエン酸洗浄が目安です。フィルターがないため日々の手入れは給水くらいで済みます。洗浄には象印の「ピカポット」が推奨されていますが、市販の食品用クエン酸でも代用できます。
Q. 吹き出す蒸気は熱いですか?子供やペットがいても安全に使えますか?
A. タンク内で一度沸騰させますが、吹き出し口から出る蒸気は約65℃まで冷まされているため、触ってもすぐに火傷するような熱さではありません。さらに、「チャイルドロック」や「転倒湯もれ防止構造」など、万が一のための安全機能も充実しており、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
Q. 就寝時に使いたいのですが、運転音は気になりますか?
A. 湯沸かし時にはポットのような「グツグツ」という音がしますが、「湯沸かし音セーブモード」を使えば音を低減できます。一度沸騰した後の加湿中の音は非常に静かです。特に「弱(静音)モード」なら、寝室で使ってもほとんど気にならないレベルです。
Q. 部屋のどこに置くのが一番効果的ですか?
A. 加湿された空気が部屋全体に行き渡るよう、部屋の中央付近に置くのが理想です。結露や壁の傷みを防ぐため、壁や窓、家具からは少し離して設置してください。エアコンの風が当たる場所に置くと、潤った空気が効率的に循環します。
Q. アロマオイルは使用できますか?
A. いいえ、象印の加湿器はアロマ非対応です。アロマオイルなどを入れると、プラスチック部品の劣化や故障の原因となる可能性があるため、使用は避けてください。
Q. 気化式や超音波式と比べて、何が良いのですか?
A. スチーム式の最大のメリットは、水を沸騰させることによる「衛生面の高さ」と「パワフルな加湿能力」です。カビや雑菌の繁殖の心配が少なく、寒い部屋でもスピーディに湿度を上げられます。また、室温が下がらないのも冬場には嬉しいポイントです。
Q. 湿度が高くなりすぎて結露しませんか?
A. 非常にパワフルなため、お部屋の広さや断熱性によっては結露することがあります。その対策として、内蔵センサーが湿度を自動でコントロールする「自動加湿モード」をご活用ください。「しっかり・標準・ひかえめ」から選べるので、お部屋の状態に合わせて設定すれば過剰な加湿を防げます。
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まとめ
象印のスチーム式加湿器、EE-TB60とEE-TA60を比較しました。
結論として、今選ぶなら最新モデルのEE-TB60一択と言えるでしょう。
- EE-TB60を選ぶべき理由:省エネ性・静音性が向上しているだけでなく、人気商品ゆえの「価格逆転現象」により、旧モデルより安く、確実に入手できる可能性が高いから。
- 旧モデルの状況:EE-TA60は非常に品薄で価格が高騰しており、今から探すのは現実的ではありません。
基本的な加湿性能やお手入れのしやすさという大きなメリットはそのままに、より快適に進化している最新モデルEE-TB60。



本格的な乾燥シーズンが来て「欲しかったのに売り切れ…」となる前に、ぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
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